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検査結果から原因を診断

不妊の基本検査を行うと、約9割のカップルに、赤ちゃんを授かるまでのプロセスのどこに原因があるか診断することができます。

9割が基本検査で原因を推定できる

男性不妊(不妊原因の約40%)
不妊の4割は男性側に問題があるといわれています。精子の運動量、数、奇形率やEDなども男性不妊にあたります。

卵管の問題(原因の約35%)
卵巣と子宮をつなぐ卵管の通り道は、一番細い部分で1ミリぐらいしかありません。炎症や感染症などで道はさらに狭くなり、閉じてしまうことがあります。すると精子や卵子の通り道が塞がれ、妊娠は難しくなります。

卵巣機能の問題(原因の15~20%)
卵胞が育たない、排卵しない、また排卵後に黄体が正常につくられないなど、卵巣機能に問題があるケースです。基礎体温や超音波検査などで診断され、乳腺刺激ホルモン(プロラクチン)などのホルモン量検査や、子宮内膜組織の検査が行われます。

子宮頸管粘液の問題(原因の約15%)
子宮頸管にあって精子を子宮へ運ぶ補助をする、頸管粘液の量が少ない、あるいは粘りが強すぎるなどの場合、子宮まで精子が届かず、妊娠できない場合です。

子宮への着床障害(原因の約15%)
受精卵ができても、子宮内膜に着床できない場合です。

他にも、子宮筋腫やポリープがある場合、また精子を働けない状態にする抗体を持っている場合などがあります。

原因が特定できない場合

基本検査や、さらに精密に行う2次検査などを行っても、男性にも女性にも特別な原因が見つからない場合があります。これは「原因不明不妊」、あるいは「機能性不妊」と呼ばれます。

赤ちゃんができない理由は、単独の大きな機能不全ではなく、複数の問題が少しずつ関わっていることが多いものです。また、検査の結果が健康でも、東洋医学や栄養医学の立場で検査を行うと、何らかの原因が見つかることがあります。
はっきりした原因が特定できなくても、不妊の検査そのものが刺激になり、妊娠できるケースもあります。また、ストレスが左右されることもよく知られています。
カップルの数だけ、原因のバリエーションがあります。信頼できるお医者様とともに、根気強く、突きとめていきましょう。

 
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